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互恵性・社会関係資本とウェルビーイング

Curryら(2018)のメタ分析によれば、他人を助ける行動(親切行動、利他的行動)はウェルビーイングに効果がありますが、その効果は控えめ(効果量推定値δ=0.28)だと言います。ただし、この結果は、利他的行動を測定した研究について分析されたものであり、利他的な意図(動機)については言及されていません。

ところが、Konrathら(2012)によれば、他人を助けたいという動機で参加したボランティアは、ボランティアをしなかった人よりも長生きし、自己中心的な動機で参加したボランティアは、そうではなかったことが確認されています。つまり、利他的な動機が長生きに影響しているのかもしれません。この結果から、因果関係は不明なものの、利他的動機は重要になるかもしれません。

利他的動機(あるいは、利他性・利他主義)について、Curryら(2018)は、以下の4つに分類しています。

図 1 利他主義の種類、Curry et al. (2018)を参考に筆者作成

この中で、「見知らぬ人」にも親切にするのは、互恵的利他主義と競争的利他主義の2つです。互恵的利他主義が人々の対等な横の関係の持続を目指すのに対して、競争的利他主義は自らを上位とする縦の関係を目指す点が異なります。

今回は、互恵的利他主義に注目し、互恵性とウェルビーイングについて考えてみたいと思います。

この記事のポイント
1. 互恵性には、直接互恵性・上流互恵性・下流互恵性の3種類がある
2. 互恵性は社会規範の起源だが、現状はフリーライダー問題が未解決
3. 互恵性とウェルビーイングの直接的な関係を示す研究はない
4. 社会関係資本を通じて、互恵性とウェルビーイングに間接的関係はある
5. 社会関係資本の中でも、規範と信頼が互恵性とウェルビーイングを結ぶ


互恵性とは

互恵性とは、「ある社会的関係性の中でお互いが他者の行為に対して何らかの形で報いること」です(瀧川2009)。互恵性は、社会学や人類学の分野では、社会を組織づける道徳原理として最重要視されてきました。なぜなら、「血縁関係を超えた集団で大規模な協力が成立し、それが社会的に共有されたルールや規範により維持されている」ということが、ヒトの種としての特徴だからです(大坪・小西2015)。そのため、互恵性は、進化生物学の分野で最も研究されてきました。

直接互恵性

互恵的利他主義(Trivers, 1971)とは、「繰り返し付き合いのある二者間において、自分が利他的に振る舞うことによって相手から返報を引き出すことができる」(真島・高橋,2005)というものです。このような、相手から直接お返しがされる関係を、直接互恵性と言います。

図 2 直接互恵性

互恵性が成立するには、相手の行為が自分の利益になったと認識し、時間をおいてそれに報いる行為が行われることが必要です。すなわち、互恵性の成立には、二人以上の人と時間が必要です。そのため、研究手法としては、ゲーム理論にもとづくコンピュータ・シミュレーションが用いられています。

Axelrod (1985)は、互恵的利他主義に基づく応報戦略しっぺ返し戦略(最初は協力し、その後は相手が協力すれば協力し、相手が裏切れば自分も裏切る)が、ゲーム理論における「無限に繰り返しのある囚人のジレンマ問題」の最も合理的な戦略であることを示しました。

応報戦略は、二者間に繰り返しの付き合いがあることや、相手の返報が期待できることが分かっているという前提があります。言い換えると、「ある程度親しい仲であること」が前提となっています。それゆえに、応報戦略では見知らぬ人に対して利他的に振る舞う動機は発生しえません

しかし、図1に示したように、現実社会では、見知らぬ人への利他行動も起きており、これは応報戦略のような直接的な互恵だけでは説明できません。

間接互恵性

Nowak & Sigmund (1998a, b, 2005)は、三者間で行われる間接互恵性(indirect reciprocity)を導入しました。間接互恵性は、さらに、上流互恵性(upstream reciprocity)と下流互恵性(downstream reciprocity)に分けられます。

図 3 間接互恵性

上流互恵性とは、「他者から親切にされると、別の他者に親切にする」という互恵性で、「恩送り(pay it forward)」と表現されます。一方、下流互恵性とは、「他者に対する利他行動は回り回って別の他者から報われる」という互恵性で、日本では「情けは人の為ならず」という諺で表現されます(真島・高橋,2005)。

上流互恵性では、最初に恩恵を与える行為者は、何も返報を期待できません。下流互恵性は、最初に恩恵を与える行為者には、「評判がよくなる」という見返りが期待される可能性があります。

上流互恵性はそもそも返報を期待しておらず、下流互恵性は第三者から報われるため、どちらも相手からの返報は期待できなくてもかまいません。そのため、相手と親しい間柄である必要もなく、繰り返しの付き合いも必要ありません。これによって、経済学や社会学には、多人数の繰り返しのないゲームでも合理的な戦略を見つける可能性があります。

進化生物学的には、人間社会に存在する道徳規範の起源を明らかにする可能性が考えられています。

なお、図1の互恵的利他主義は見知らぬ人への親切を表していることから、直接互恵性ではなく、間接互恵性のことを指していると考えられます。

フリーライダー問題

間接互恵性では、与えるだけの人や受け取るだけの人が発生する可能性があります。特に、受け取るだけの人は、集団からの恩恵を得るだけで、集団に対して何も貢献しておらず、他のメンバーにとって不公平感の温床になります。これは、いわゆるフリーライダー(ただ乗り)問題です。(図4)

図4 間接互恵性とフリーライダー問題

フリーライダーは、極端に単純化すれば、仕事をせずに給料だけをもらう社員や、税金を払わずに公共サービスを利用する国民に相当します。ただし、通常の互恵性は、暗に人々が同質であることを仮定しているため、個別の事情(例:働けない等)を考慮していないことに注意が必要です。現実では、個人は同質ではなく、能力や事情が異なります。

ゲーム理論を使った研究では、フリーライダー問題を防ぐための戦略がいくつも検討されています。真島・高橋(2005)は、「直接互恵性が成り立たない状況においては、利己主義者(フリーライダー)を許容する寛容な利他主義者の存在が、(利己主義者の蔓延を招き、結果として)利他主義を破壊する」という示唆を示しました。Sasakiら(2024)は、「(直接互恵性と間接互恵性が併存する状況において)互恵的利他主義者とフリーライダーのよく混合された集団は、安定して存在可能である」ということを示唆しました。

しかしながら、間接互恵性は、フリーライダー問題や道徳的規範の形成の問題を含めて、まだまだ研究途上のテーマのようです。


互恵性とウェルビーイング

互恵性規範

Curryら(2018)によれば、利他主義がウェルビーイングに小さく影響していることが確認できたものの、4つの具体的な利他主義とウェルビーイングの間の詳細な関係性は、ほとんど研究が行われていません。そのため、互恵的利他主義や互恵性とウェルビーイングの関係もよく分かっていません。

例えば、Petersen(2012)は、一般の人々が、生活保護受給者を怠惰な人不運な人に分類して認識していること指摘していますが、互恵的利他主義の対象が、怠惰な人なのか不運な人なのかによって、利他行動をした人のウェルビーイングは異なるかどうか、という研究はありません。

しかしながら、互恵性が、ヒトが血縁関係を超えて大規模に協力するための規範に関連していることは多くの研究があり、「好意を与えてくれた他者に対して同様のお返しをしなければならない」(油尾・吉田, 2012)という共通認識のことを互恵性規範と言います。

互恵性規範の存在は、集団の成員に対して、個人の利益よりも集団の利益を優先する利他行動や、集団の害になる迷惑行為を抑制する行動(油尾・吉田, 2012)、非協力者に対して懲罰を与える行動(大坪・小西, 2015)などを促し、富の再分配と異なる平等感(瀧川, 2009)を醸成する可能性が指摘されています。

社会関係資本としての規範

一方、Putnam (1994) は、社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)を「調整された諸活動を活発にすることで社会の効率性を改善できる,信頼,規範,ネットワークといった社会組織の特徴」(北井, 2017)と定義しています。また、Putnam (2000)によると、「社会的信頼は、相互に関連しあった市民的積極参加のネットワークと互酬性の規範という源泉から現れる」(北井, 2017)と言います。

特に,互酬性の規範には二種類あって,「あなたがそれをやってくれたら,私もこれをしてあげる」という「特定的互酬性(=直接互恵性)」と,「より価値がある一般的互酬性(=下流互恵性)」に分けています。

そして、HelliwellとPutnam (2004)によれば、「ソーシャル・キャピタルが多くの独立したチャネルを通じて、またいくつかの異なる形で主観的ウェルビーイングと強く結びついている」ことが確認されています。

図 5 互恵性とウェルビーイングの関係性の仮説

これより、互恵性は、社会関係資本を通じて、主観的ウェルビーイングに影響を与えている可能性が考えられます。

Putnam (2000)の「水平的な人間関係に基づく市民参加のネットワークを通して,互酬性の規範が強化され,社会的信頼が形成される」(北井, 2017)という主張を信じれば、互恵性規範が社会的信頼という社会関係資本を形成するという理論的な因果関係を想定することができます。

一方、社会関係資本とウェルビーイングの関係については、定量的な検証が行われています。

定量的な検証

HelliwellとPutnam (2004) は、世界価値観調査(World Values Survey, WVS)/欧州価値観調査(Europe Values Survey, EVS)と米国のソーシャル・キャピタル・ベンチマーク調査、およびカナダ社会科学・人文科学研究評議会の調査データの3つのデータを使い、説明変数に各調査で共通の変数(社会関係資本を含む)を選択し、従属変数に人生満足度(life satisfaction)または幸福(happiness)を設定した線形回帰分析によって、社会関係資本とウェルビーイングの関係を検証しました。

ここでは、WVS/EVSの結果について、ご紹介したいと思います。

検証方法

世界価値観調査(WVS)は、1981年に始まった欧州価値観調査(EVS)を世界規模に広げた国際社会調査プログラムです。調査は、数年おきに2~3年をかけて行われ、2015年~2017年に第7回調査(wave 7と言います)が行われました。第7回調査では、約80カ国が調査に参加し、各国1,000~3,500名が調査に参加しました。

調査は、webアンケート調査で、調査項目は約290項目から構成されます。調査内容は、幸福度(happiness)のほか、文化的価値観、ジェンダー、家族、宗教に対する態度と信念、貧困、教育、健康、安全に対する態度と経験、社会的寛容と経験、信頼、国際機関に対する態度、地域や社会の文化的な違いと類似点など多岐にわたります。第7回調査からは、正義、道徳原則、汚職、説明責任とリスク、移民、国家、安全保障、グローバル・ガバナンスなどが加えられました。

調査データは、以下のウェブサイトで公開されています。

世界価値観調査(WVS)

HelliwellとPutnam (2004)は、主にWVSの第3回調査(1995-1997年)のデータを使用しています。第3回調査は、49ヶ国が参加し、各国1,000-1,500名が回答、合計約88,000件のデータになっているそうです。このデータから、人生満足度と幸福度に関係する項目を説明変数として、線形回帰分析で影響度合いを調べました。

検証結果

人生満足度を従属変数とする回帰分析の結果を図6に、幸福度を従属変数とする回帰分析の結果を図7に示します。

図 6 人生満足度の説明変数、Halliwell & Putnam (2004) の表1から個人レベルの説明変数を抜粋し、図は筆者が作成した。性別・年齢・学歴など社会関係資本と明らかに関係していない説明変数は除外している。オレンジ線は、社会関係資本のうち信頼と規範に関わる項目。


図 7 幸福度の説明変数。Halliwell & Putnam (2004) の表1から個人レベル説明変数を抜粋し、図は筆者が作成した。性別・年齢・学歴など社会関係資本と明らかに関係していない説明変数は除外している。オレンジ線は、社会関係資本のうち信頼と規範に関わる項目。

この結果から分かることは、社会関係資本が、様々なチャネルを通じてウェルビーイングに影響していることです。

考察① 信頼と規範

特に、一般的信頼や警察への信頼、宗教の重要度は、その起源として互恵性が考えられます。

「見ず知らずの人も信頼できる」という一般的信頼は、直接互恵性による「好意を受けたらば、好意を返すべきだ」という規範によって説明できます。

警察への信頼は、「自分だけ得をしようとするフリーライダーは罰せられるべきだ」という強い互恵性の規範によって説明できます。

宗教の重要度は、もし「自分が救われたら、他者も救うべき」という教義があれば、上流互恵性に基づく規範として説明できます。

考察② ネットワーク

図5と図6の説明変数のうち、互恵性に関わる3変数と主観的健康感以外は、社会関係資本のネットワークに関わる変数です。

市民参加宗教施設の利用は、家族以外の人々とのネットワークを促進する変数で、回数が多いほど信頼が高まり、ウェルビーイングに正の影響を与えます。逆に、失業は、仕事上のネットワークが断絶するため、ウェルビーイングに負の影響を及ぼします。したがって、これらは、互恵性ではなく、コミュニティ・メンバーに親切にする相互主義(図1)を増減すると考えられます。

結婚・同棲は、パートナーとの関係を強める変数で、ウェルビーイングに大きな正の影響を与えます。逆に、離婚・別居は、パートナーとの関係を弱める変数で、ウェルビーイングに負の影響を及ぼします。これらは、図1の利他性で言えば、家族に優しくする家族的利他主義に影響すると考えられます。

結論

結果として、互恵性あるいは互恵的利他主義は、社会関係資本の規範・信頼チャネルを通じて、ウェルビーイングに影響していると考えることができます。

しかしながら、HelliwellとPutnam (2004)は、基礎的な研究結果ではあるものの、20年前とかなり古い研究です。現在は、もっと精緻な結果が得られているかもしれません。


まとめ

今回は、互恵性とウェルビーイングについて考えてみました。

まず、互恵性は直接互恵性間接互恵性に分けられ、さらに間接互恵性は上流互恵性下流互恵性に分けられ、計3種類の互恵性がありました。直接互恵性の問題点は知っている人しか助けないことで、これだけでは現実の人間社会を説明することができませんでした。間接互恵性は、現実の見知らぬ人も助ける現象に合理性を持たせるために考え出されましたが、こちらには誰も助けずに自分だけ得をするフリーライダー問題が予想されました。現実社会では直接互恵性と間接互恵性が併存し、複雑に絡み合っていると考えられます。

次に、互恵性とウェルビーイングの関係については、研究がほとんど存在せず、直接的関係は確認できませんでした。しかしながら、社会学において互恵性は人間の協力行動を生み出す規範の起源と考えられており、規範は社会関係資本の中核要素の1つでした。一方、社会関係資本は、様々なチャネルを通じてウェルビーイングに影響を与えているという示唆がありました。このことから、互恵性は、社会関係資本を通じてウェルビーイングと関係していると予想できました。

実際には、社会関係資本の様々なチャネルの中でも、互恵性規範によって作られる様々な信頼が、互恵性とウェルビーイングをつなぐチャネルであるという示唆がありました(図8)。

図 8 互恵性とウェルビーイングをつなぐチャネル、筆者作成。

このように、互恵性とウェルビーイングに直接的関係が見られないのは、人生満足度や幸福度が個人の内面を表す概念なのに対し、互恵性は個人間の関係を表す概念だからだと考えられます。そのため、個人のウェルビーイングではなく、関係性のウェルビーイング社会性のウェルビーイングが定義できれば、これらは互恵性と直接的な関係があるかもしれません。

執筆:山本

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参考文献

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