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感謝研究

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感謝の研究に関する記事をまとめています。記事は、スマホアプリNEC Thanks Cardに掲載した内容を修正して転載したものです。
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#ウェルビーイング

【論文紹介】ノスタルジーを感じてウェルビーイングに -感謝感情による媒介効果

みなさんは日常のふとした瞬間に、過去のことを思い出して懐かしさを覚えたり、心が温かくなる…

【論文紹介】エピソードを記録してウェルビーイングに -エピソード記録が、欲求充足・…

近年、国内外で非常に注目されるウェルビーイングですが、WHOでは「健康とは、病気ではないと…

【論文紹介】SNSで感謝を閲覧すると幸福度が高まる? -Facebookを活用した感謝研究

みなさんはSNSを利用しているでしょうか? X (旧:Twitter), Facebook, Instagram, TikTokなど…

感謝はウェルビーイングを高めるか? -日本人の感謝感情と負債感情

アメリカの研究では、「1日5個の感謝を記録することで、主観的ウェルビーイングが高まる」と…

【研究紹介】愛情ホルモン「オキシトシン」の効果 -オキシトシンと向社会行動・感謝・…

みなさんは「オキシトシン」という神経伝達物質をご存知でしょうか? オキシトシンは、相手と…

【基礎知識】実存的感謝−苦しんだことへの感謝

人生の転機の話を聞くと、「大病を患い、死の危機に瀕した後、そこから回復したときに人生観が…

【論文紹介】マインドフルネスと感謝−マインドフルネスは感謝の感度を調整する

感謝の日記などの感謝介入法は、ポジティブ心理学介入(Positive Psychological Intervention; PPI)の代表的な方法の1つです。ポジティブ心理学介入とは、「心理的な成長と幸福に貢献するという長期的な目標を持って、ポジティブな思考、感情、行動を促進する活動の総称」です(Lim & Tierney, 2023)。 もう一つの代表的なポジティブ心理学介入として、瞑想を行うマインドフルネス介入があります。感謝介入とマインドフルネス介入は、どちらが有効

【論文紹介】感謝の目撃効果2−感謝を目撃した人は幸せになる

別の記事で、Algoe教授が2020年に発表した「感謝の目撃」の研究をご紹介しました。今回は、Wal…

【基礎知識】関係の質とチームのウェルビーイング

ポジティブ心理学におけるPERMA理論やSPIRE理論の"R"や、心理的ウェルビーイングの「積極的他…

【基礎知識】恥と心理的安全性

「菊と刀」(ベネディクト著)によれば、西洋文化は「罪」の文化で、日本文化は「恥」の文化だ…

ウェルビーイングに対する遺伝的影響は?

わたしたちの脳が、どのようにして幸福感を感じるのかといったことを調べていくと「セロトニン…

職場におけるウェルビーイングは生産性を向上するか

今回ご紹介する研究では、「ウェルビーイングな従業員は生産性が高い」といった従来研究の結果…

生物多様性とウェルビーイングの関係

はじめに今回は「生物多様性とウェルビーイングの関係をどのように捉えたらよいのか」というこ…